北方領土の日

今日は北方領土の日です。

今、日本はロシアがウクライナに対して行っている事と同じ状況下にあると言っても良いかもしれないのに、マスコミ(全国ニュース)は全くと言っていいほど取り上げていません。

ロシアが日本とウクライナの両国に行っている事とは相手国の領土を不法に占拠しているということです。

まず、なぜ今日が北方領土のになったのかというと1855年(安政元年)江戸幕府とロシア帝国との間で国境を画定する最初の条約である、日露和親条約が締結された日だからです。

この条約において両国は平和的に北方領土である択捉島と得撫島との間を国境とすることが決められました。

この結果、千島列島の択捉島より北海道側の択捉島・国後島・色丹島・歯舞群島は平和的に日本の領土として画定しました。

しかし、1945年8月~9月にロシア帝国から代わったソビエト連邦により不法に占拠され、居住していた日本人は北海道へ移住させられました。

日本は第二次世界大戦後に独立を回復したサンフランシスコ講和条約において千島列島の領有権を放棄しましたが、放棄した千島列島は1875年(明治8年)樺太千島交換条約において、日露和親条約の締結時に両国民の雑居地とされた、樺太の領有権を放棄して領有化した得撫島以北、占守島までの列島であるとの立場です。

しかも、ソビエト連邦はサンフランシスコ講和条約の調印を拒否しており、国境は従来通りのはずなのです。

その後1956年(昭和31年)日ソ共同宣言が締結され、戦争状態を終結し国交を回復する事と引き続き平和条約(講和条約)交渉を継続し、締結後に色丹島と歯舞群島は日本に返還す露ことが決められました。

もっと日本人は自国の領土や主権について関心を持つべきだと思います。

(後日、加筆や修正する可能性があります。)


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